さて、過去問を見て真っ青になったものの、エントリー作業は粛々と進めなければなりません。
まずは出願書類の中でも取り掛かりやすそうな職務履歴とエッセイ1の「実務体験やこれまでに成し遂げてきたこと」から。
しかしながら、30年間の仕事生活を記述するというのは(それもたったの1000字で)意外に大変なもので、自分の半生を振り返る作業にも似ています。これから挑戦する方は、簡単でもよいので自分の仕事年表を作成しておくことを強くおススメします。将来、自分史を書くことがあったら役立つこと間違いなし。
エッセイ2の「キャリアゴール」とエッセイ3の「研究計画書」は、関連性が必要だと思われました。また、研究テーマの設定は、自分の仕事の課題解決に直結するものでないと、やる気も湧かないし根気も続かないものです。
学問と実利の一石二鳥を狙いたいので、私のテーマは「コーポレートガバナンスとファミリービジネス研究」に決定。いずれのエッセイも、限られた文字数で論理的な記述が求められます。私は、文章を書く事自体はそう嫌いではないですが、ついついエモーショナルなものになりがち。
なので、再び同僚の常務(超ロジカルシンキング)に赤ペン先生としてご登場願い、何度も添削をしてもらいました。常務、ありがとう!! なんだかんだで出願期間までの1カ月間を、このエッセイ3点セットに費やしました。
あっという間に10月になり出願期間に突入。それまでに添削と書き直し、読み返しと書き直しの繰り返しでいい加減に疲れてきたので、出願期間の初日に速攻で提出!
さあ、次は一次試験の小論文対策が待っています。